日日あれこれNO.27

 

殿ヶ谷戸庭園とお鷹の道

 曇り空で少し涼しい日が又戻って来ました。
運動不足気味でダイエットもままならぬ娘たちを促して近郊の国分寺駅にほど近い
殿ヶ谷戸庭園へ出かけました。
又近くにあるお鷹の道へ行くことに決めました。
月日の経つのは本当に速い既に20年以上前には2,3回は来ておりましたので
当時のままの気持ちできましたが駅前は賑やかになっておりますし..
やはり時の流れをかんじました。
でも殿ヶ谷戸庭園は変わりなくといっても青葉や若葉の木や芝生は綺麗ですしお手入れも
大変ではないかと思いました。
元々は三菱財閥のお屋敷だったそうです。
崖を利用して作られた起伏のある庭園です。


 遊水地

タケノコが沢山の竹林 これでは 竹が増えるばかりです。

お鷹の道

 この庭園から歩いて15分くらいの所にこの場所はあります。
武蔵野台地に降り注いだ雨がローム層の下にある砂利混じりのれき層の中を通て地下水
となり国分寺崖線の下の部分から湧き水となってしみだしてくるそうです。
難しいので端折ります。
ここへ病気になって仕舞った小町がこの池で身を清めると良いと童子の教えで池に入ったところ病気が治ったという言い伝えがある池です。




旧本多家長屋門

お鷹の道を行きますと立派な長屋門を目にします。
こちらでは本多さんという幕末の少し前ですがお医者さんで長崎遊学したことがある方
でこの長屋門に住まわれていたそうです。
又養蚕もこの家でしていたようです。
170年の歳月がたっておりますので随分痛んだところなど修復したようです。
門が家になっていて左側には畳敷きの部屋6畳くらい2部屋ありまして
2階にも畳の部屋があり門の上から右側の方の部屋は昔の養蚕部屋で
絹糸を巻く道具などが展示されております。
ちょっと住んでみたい様な気持ちもしました。



国分寺資料館 

長屋門をくぐりますと庭の先に資料館があります。
入場券は300円(一般)シニアは100円です。
資料館は入りますとガイドさんがいろいろと国分寺の歴史などを話して下さいます。
国分寺は今は165,00m2とのこと 広大な史跡です。
出土品も多く展示されております。
天平時代よりも前とか お話を聞きました。


この辺りで50年以上前ですが有名な3億円事件強奪事件があり 犯人が現金輸送車
を煙が出ていると止めて職員が車から降りて調べている間に輸送車に飛び乗りお金をとってから府中方面から国分寺史跡にきて車を捨てていった場所のようです。
結局迷宮入りでした。
ですが今はそのような話は出てきません。
歴史の闇に葬られてしまったようです。

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