従姉妹を偲んで
従姉妹が去ってから 速くも4か月の月日が過ぎてしまいました。 先日
名古屋に居る従姉妹から電話がきて亡くなった従姉妹のお墓参りしたい
という事で亡くなった従姉妹の弟夫婦と4人で川崎にある緑ヶ丘霊園と
いう広大な墓所へお参りすることが出来ました。
この日は素晴らしい秋晴れで墓参り日和でした。
まるで区画整理された都市の中をさまよっているみたいに地図をみながら
探し当てました。もう墓石に戒名と俗名が彫られています。
もう会えないねと思いながらも新たな悲しみが込み上げてきました。
子供の頃に彼女からのお下がりの赤いフェルトの帽子を頂いた事を思い出しました。
長いこと実家の蔵の中に掛けてありましたがあの帽子はどうしたのかしら?
森村誠一の人間の証明の小説の中にでてくる西城八十の歌で
お母さんあの帽子は何処へ
いったのかしら?
の一節を思い出しました。
コロナの計り知れない影響
何時ものように散歩をしていました。
中野区立歴史民俗資料館の前を通りかかりましたら
東中野の日本閣の企画展のポスタ―が貼られております。
どういうことかしら?
と興味をそそられて中へ入りました。
なんと創業100年の節目に閉場しました。
コロナウイルスの所為で挙式が出来なくなって長い歴史の幕を閉じたそうです。
そこで使われた結納セット 金襴模様の大鉢 色絵百人一首の描かれた角皿
いろいろと展示されております。
思えばここで兄夫婦が挙式したことや私の病気の快気祝いなどして
お世話になった事が脳裏をよぎります。
時代と共に移り変わる世の中なんですね。
最近は思い出に浸ることも多くなってきました。
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