先日友達と一緒に電気通信大学と白百合女子大学のジョイントコンサ-トに行く機会が
あり聞きに行くこととなった。
特に白百女子大は身内に出身者がいますので興味がわきました。
ステ―ジ上の演奏者は実に60から70人で又会場は超満員でした。
司会者はいらしゃらなくてパンフレットにある曲紹介で順番に演奏して行きます。
最初の曲はボロディンの(中央アジアの草原にて)でした。
中学生の時音楽の先生よりこの曲の説明を受けた時「これはジャッキの曲だから
試験に良くでるから覚えておくように..。」と言われたことを思い出し懐かしいのと
演奏の素晴らしさに感動しました。
後方で打楽器のバチ?を高く振り上げてこの音が演奏全体を引き立てていましたし
コントラバスは弦を指で弾いていたかと思うと又 弓で弾いたり2通りの演奏をしておりました。
私の頭の中は何時も冒頭は草原の朝を感じます。
そして 三々五々を 馬が散らばって草「飼い葉)を食べて居るような光景が
浮かびます。
馬たちは時々頭を擡げてたてがみを揺らしながらいななく..
時には風がさあ~と吹いてきて草原の草が波打ちます。
なあんて 想像の世界に入ってしまいます。
2番目はチャイコフスキーの(眠れる森の美女)のバレ―音楽で自身が選曲した
5曲で構成されたものでした。
音楽を聴きながらバレ―を踊っている若者を頭の中で描きながら聞きほれてしまいました。
3番目は交響曲第2番/J.シベリウスでした。
シベリウスがイタリアに滞在していた時に作られたそうです。
トランペットやフル―トが印象的でしたし..矢張り打楽器の存在は分らない乍らも
曲を引き立てる存在みたい私も打楽器をやってみたいと思ってしまうほどでした。
曲の強弱やリズムにピタっとはまって流石に太鼓の存在は重きをなしているのですね。
司会者は本当に要らない..それだけに聴衆が真剣に耳を傾けるというか 聞きほれる
若しくは引き込まれるといった表現がはまるのか分かりませんが 兎にも角にも
素晴らしい!の一言です。
後で分かったことですがそれぞれのセクションにトレ―ナ―が入っていて
演奏をより格調高くつたえたのではないでしょうか?
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