辛い検査


サルコイドーシスの検査の種類

サルコイドーシスの検査は 呼吸機能 心電図 レントゲン 目 胃の内視鏡 気管支鏡
検査等々です。

中で最もキツイのは気管支鏡検査です。

カメラを気管にいれて異常を探り、組織の一部分を摘とって調べるのですが、血圧測定をしながら酸素チューブを鼻に挿入する物々しさです。

勿論部分麻酔をして、ひょっとしたら手術はこういう雰囲気なのかもしれません。

しかし生きるためなら、頑張るしかないという気持ちが勝るので、何とか頑張れたと思います。


腎生検もすることに。

しばらくしてクレアチニンの数値が通常より高値だったため、今度は腎生検という事になりました。

背中側からうつ伏せ状態になり、麻酔をかけてから鍵状の針を刺して組織を取ります。
これも大掛かりで針を抜いた後を大勢のお医者さんが滅菌布で押さえつけるのです。

そうしないと血液が噴き出るそうです。
軽く考えていたのですが、本当に驚きました。

腎臓の中で活躍している糸球体を3.4個取り出したのだと思います。
それを顕微鏡で調べるのですがそこにサルコイドが出来ているかを調べるのです。

サルコイドとは良性の腫瘍のようなものです。
増殖すると大変な事になります。

糸球体は腎臓のなかで片方で120万個あるそうで合わせると240万個です。

まるで腎臓の中で違う生物のように血液から流れてくる不純物を濾してくれる働きがあり
主にタンパク質なのですが、これが尿に入って来ると蛋白尿として腎臓病になります。

今の所、蛋白尿にはなっておりません。
しかし、クレアチニンが普通の人よりやや高い程度なので、少しのプレドニンを飲みつつ悪くならずに済んでいます。







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