終戦記念日

 

気分の良い日 病院

 
雨が予想されていたのに サッと降っただけで暑さが和らぐ程では
ありませんでした。

久し振りの病院の検診日でした。
着いてから血液検査を検査室で採血です。
受付番号順に採血をしてゆきます。
とてもスム—ズに進みます。
次は呼吸機能検査をしましたが私はチョット苦手です。
検査の先生が傍についていて呼吸の状態を検査をします。
それ用の機械が設置されていてマウスピースをくわえてしかも鼻を洗濯ばさみ状の
もので止めて呼吸しながら肺に酸素がどのくらい取り込めているのか
オシロスコ—プみたいな画面を見ています。
仕上げは肺活量なのですがまあ平均点くらいではないかと思います。
ただ自分の置かれている状態を想像してしまうと可笑しさが込み上げてきて
笑いたくなってしまいます。
若い男性の医師が真剣になっているので笑ってはいけません。

暫くして採血の結果が分かって担当の医師と面談します。
目のくりっとした息子より少し若い位の先生に面談して採血の結果をお聞き
します。
どの数値も標準に近い数値なので大いに安心しました。
このところ怪我をしたりしていたので悪い結果ではないかとひやひやしておりました。
会計を済ませて下の売店兼イートインコーナ―で薬が出来上がるまで
美味しいコ-ヒ-をいただきました。
以前にどこかでコーヒ—を飲んだ時の写真..イメ―ジだけですけど..

気分ついでに.. 楽器店

 ハーモニカの調子がわるいので 病院帰りにハーモニカをもって
馴染みの楽器やさんへ行きました。
前に行った時はコロナ前?だったような気がします。
近じかコンサ―トに出演することになってますので悪い所を見て頂きました。
お店には顔なじみの方がいらしていて私が欠けた部分をボンドで張り付けた
ハ-モニカをだしましたけどスライドハ-モニカのスライドを押す度にゆるんで
しまう場所が特定できてそのカシメみたいなところが外れているのでそこの部分を
なおして下さって「これはハーモニカの名器なので大事にしてくださいね。」
もう何年も前に生産していないものですよ。」
もう15年以上は経っています。
なおらないと思っていたハ-モニカがまた吹くことが出来るようになりました。
でも気分良いついでに新しいハーモニカを買いました。
「えっ なおったのに買われるのですか?。」
「名器とおっしゃったのでムヤミに吹かないで大事にしますので..。」
なにか嬉しい気分で家に帰りました。


終戦記念日で思いだしたこと

先月 作家の森村誠一が無くなりました。
随分彼の小説を読みました。
特に(悪魔の飽食)は 印象深いものでした。
戦争体験のある叔父に話を聞いた事がありましたが自分は全く関係のない話と
言っていました。
とくに戦争の話はしませんでした。

中学生の時理科の先生が捕虜体験の話を授業中に何度か話されました。
よく授業を脱線して当時の話を面白おかしく話されるので私には好きな先生でした。

ソ連で捕虜となり塩岩掘りの仕事をさせられたそうです。
その場所に管理人の夫婦がいて先生に「親はどうしている?。」
と聞かれたので身振り手振りで「親は爆弾で死んだ。」
ソ連の年老いた管理人夫婦はとても情に深い人達で大粒の涙を流して泣いたそうです。
先生も嘘とは言えず困ってしまった。というような話をしました。
痩せていてぎょろっとした大きな目をした先生でした。
まるで戦争から帰って来たばかりの人の様な気がいたしました。
聞いた話に寄りますと随分長生きをなさったそうです。




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