薔薇の花をもとめて

 


旧古河邸と庭園

この季節は矢張り薔薇の花が良いですね。
このところ御無沙汰していました旧古河庭園へ行くことにしました。
先日新宿御苑の薔薇が素敵でしたのでこちらも薔薇が沢山咲いているのでは
と思い出かけることにしました。
京浜東北線の上中里駅から徒歩5分くらいですか?
以前は駒込駅から行ったのですがどうやらこちらの方が近いみたいなので
こちらから目的地に向かいます。チョット坂を上って直ぐでした。
色々な行き方があります。
目的地についたら洋館の方も見学できるそうですのでまずチケットを買って
館内に入りました。
以前はガイドさんが丁度いらして説明をうけましたが本日はいらしゃいませんでした。
この建物はイギリス人建築家ジョサイア.コンドルが1917年に古河虎之助さん(陸奥宗光)
の息子さんでもともと陸奥家の跡地でしたが古河家に養子に入られてこの方が
依頼して建てられたそうです。関東大震災でも大丈夫だったそうです。
戦後GHQに接収されていてその後30年無人状態だったそうです。
6年の歳月をかけ色々な方面から助成金を得て修理工事が完了して
平成になってから公開されるようになったそうです。
内部の写真は撮れませんでしたが特に天井の花や果物の漆喰のレリ-フは
素晴らしいです。
今はこの中で喫茶利用も出来るようになっておりました。

庭園の薔薇

コンドルは庭をも手掛けています。もともと庭園師だったようです。
24歳の時に日本へ招かれて日本が大好きになって仕舞ったそうです。
任期が終わってイギリスに帰ったものの日本が忘れ難くて戻ってきて生涯日本に
住まわれたそうです。
イギリスといえば庭園です。
邸宅から眺めると丁度 坂を巧みに利用して造られておりますので眺めがとっても
良いです。
アンジェラという薔薇のようです。
ダブル.デュライトと言う名前のようです。

日本庭園

こちらは京都の庭師の小川治兵衛という方の造園だそうです。
洋風庭園 和風庭園 両方とも持ち合わせて凄いです。

心字池の雪見灯篭


今回も薔薇の花のみならず現存するコンドルの手掛けた洋館もしっかり見ることが
出来ました。
ジョサイア.コンドルは鹿鳴館.お茶の水に現存するニコライ堂.旧岩崎庭園 洋館
など数多くの建築を手がけた歴史に残る偉人です。







コメント