足の運動も兼ねて
西武新宿線の下落合駅を降りて新目白通りから目白通りに抜ける坂道を登って
行くと目白通りの近くで洋画家の佐伯祐三アトリエ記念館に行きつきます。
画家の奥様の佐伯米子さんがご主人の祐三が亡くなってから昭和47年にご自身が
亡くなわれるまで凡そ45年間に渡って住み続かれた場所を一旦取り壊して公園に
しましたがその後新宿区がアトリエ記念館をしてその当時に近い家を建てました。
奥様の実家がお金持ちだったようです。大正12年頃の事です。
その後13年にご夫婦ともどもパリに留学して若くして才能を開花させるのです。
一旦帰国をし武蔵野の面影の残るこの地の絵を沢山描いておりました。
ですが矢張り又パリに行きたくなり又ご夫婦でパリに行きます。
然し30歳の若さで病気になり滞在していたパリで亡くなって
しまいその後幼い娘さんまでも亡くなり奥様が遺骨をもって帰国したそうです。
庭には大きな桜の木やボケなど色々な花が咲いて居り静かに鑑賞するのには
とっても良い所です。因みに入場料は無料です。
佐伯祐三はこの場所がとっても気に入っていたようです。
今が盛りの桜花
足の運動を兼ねて来ているわけですので歩きます。
先ず目白通りに出て交差点の所から山手通りに入りました。
歩いていると随分前に消防署に書類を提出しに来た事を思いだしました。
家からは随分離れているような気がしましたら
歩き慣れてきたのかそれ程遠く感じませんでした。
さて妙正寺川に出ました。
いつの間にか対岸の桜が川の方に枝垂れるように咲いております。
又例の橋の欄干の絵?を眺めながら家に帰りました。
ホント 芸術的ですこと!
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