正しく恐れよ


電車に乗って

 暫くぶりと言っても1週間ぶりかしら?何故か電車に乗るのも久しぶり
みたいな感覚です。
不要 不急の用事がなければステイホ-ムだそうですけど..
本日は恐る恐る電車に乗りました。
何時もの持病の為の診察という程のこともないのですが
予約なので仕方ないですけど..
ここは大きな病院です。
大したことはないのですが 仕方なくいっているのですが..
至る所に消毒用のエタノ-ルが設置されております。
昨日の江古田病院の件もありますので気になります。
採血の後先生の診察をうけて薬を処方箋を出して頂いて居ります。
採血の結果もまずまずです。
先生もコロナウイルスの事は「正しく恐れて居れば大丈夫。」
と言われて「そうですね。」
これは寺田寅彦の言葉だと思いながら今の時世は
この言葉が当てはまっているのではないでしょうか?
何時もよりスム-スに事が運び早く病院から出る事が出来ました。


赤目カナメモチの木 植え込みが綺麗なので

リンゴの花

 帰り道にリンゴの花をみました。
もうリンゴの花が咲いているのです。
故郷の香りですね。
昔の話なのですが..並木路子さんという歌手がおりました。
空襲にあい家が至る所で燃えてその熱波のために隅田川に
家族で飛び込んだそうです。気が付いたら家族が亡くなってしまっていて
自分一人が助かったという話を聞いたことがあります。
その方が歌手になって戦後の大ヒットとなったりんごの唄を歌った方
なのです。
赤いリンゴに唇寄せて黙ってみている青い空~♪

荒廃した焼け野原に響いたこの歌は荒んだ人々の心に響いてその時世に
ぴったりだったのでしょう。
義母から聞いたその当時の話なのですが込み合ったバスに乗ったらバスの中で
誰かがこの歌を歌いだしたらしいのです。
そしたら乗客もつられて歌いだしたそうです。
しかしこのとき「キャ- お財布を取られた。」
という声で大騒ぎになってしまったそうです。
折角の良い気分に便乗してお財布を盗むなんて..酷い話です。
最初から計算されていたのですね。きっと..
私は今このコロナ騒ぎになっている世の中が何となくその時代を彷彿して
しまうのはどうしてなんだろうと考えました。
便乗して詐欺まがいの事がもう起こっているようです。
早く鎮静化してくれないかしら?
出口は見えたのでしょうか?


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