花に誘われて
「今ね..信州花フェスタ開催中なので おいでよ..。」
との友達の言葉に誘われて「うん..いいよー。」
簡単に返事 即決です。
小学校以来の友達で年に何回も会っていますが なかなか日程をあわせるのが
難しいのと他の友達も会いたいのだけれど..ご主人様が病気だったりと（目の手術）
で車で病院へ送り迎えなので..今回はやはり駄目でした。
23日下諏訪で待ち合わせて彼女の運転で松本の会場をめざす。
「昔のことだけど..貴女のお父さんが駅まで耕運機で迎えに来て下さって
何とトレ―ラ－に二人で乗って帰った事を覚えている？。」
「全く覚えて居ないんだけど..でもそんな事は昔なので..あったかも知れないわよね。」
あの時は高校の修学旅行の帰りで貸し切りの汽車でしかも夜行列車で自分の駅で降りても良い事になっておりました。
早朝5時位だったのです。
私と彼女は同じ高校で幼馴染..何とも長いお付き合いです。
駅に彼女のお父さんが耕運機で迎えにきて下さっているとは..びっくり..
今でしたら..トレ―ラ－にのって道路を走るなんて..見たこともないし警察に
お咎めに会うことでしょう・・
そして朝食まで頂き家に帰りました。
そんな昔話をして 今は乗用車で格好よくドライブできて うれしいのと
不思議さとが交じり合うのを感じながら 車窓から見える北アルプスを眺めると、とても綺麗でした。
ユリノキは今 花盛り
しかも夏みたいに暑い・・・
車を駐車場へ停めて今度はシャトルバスにのり会場へ向かいました。
松本平は本当に広い..近くに爆音が聞こえる..
飛行場と隣接というか飛行場を取り囲んでいるみたいです。ここが会場です。
何と入場料はゼロなんです。
先ず初めにフラワーウオ―ル 壁が花に飾られているみたいな間に山のパネルが
嵌め込まれていて大作です。
黄色の花が目だっていて眩しい..
全国規模の各県の出展の庭も良く出来ておりますし何処から水を引いているのか不思議でした。
プラタナスの葉っぱのような花はユリノキです。
「新宿御苑のシンボルツリ－なのよ。」
ちょっと偉そうに私が言うのですが 納得のいかない友達は近くにいる
スタッフに名前を聞くとやはりユリノキといわれました。
北アルプスと花の丘
小高い丘一面に花が筋状に植えられていてここから北アルプスの景観が眺める事が
できます。
花と青空と雪を頂いているアルプス..
こういう素晴らしい日はなかなかないのではと思います。
どこかで食事を..木陰を探します。
木々の下草はなんと大麦が沢山生えていました。
なぜ大麦が生えているのでしょうか？
理由は分かりませんけれど..昔この辺で麦を作っていてその種がこぼれて今に繋がって
いるのでしょうか？
余りの暑さに涼を求めるのは自然の成り行きです。
囲いの向こうに涼しげな木陰とベンチが見えます。
すると4.5人の男性がフェンスの棒を持ち上げてゆうゆうと出てゆくのを
見ましたので真似をして出ようとしましたら
「スタッフさんですか？。こういうものをお持ちですか？。」
よくみると胸からスタッフと書かれている札を下げております。
スタッフ以外は勝手な行動をしてはいけないと子供みたいに注意されてしまいました。
ロ－ドトレインに乗って
食事も終わり花も沢山眺めていよいよ帰ることにしました。
帰りはロ－ドトレインに乗って駐車場方面へ行きます。
トレイン乗り場は大勢人が居りましたし30分待ちと言われ
それでも歩いて元に戻ることはできませんので暑い中待つことにしました。
やがて3両編成のトレインがやってきました。子供の喜びそうなスリ－ナインにも
にたトレインです。
途中に草原があったり薔薇園があったりして（ただし薔薇の開花が遅れている）
そうで残念ながらみられませんでしたが..
又6月16日までに来られるかもしれないし..
また他で我慢しましょうか？などと心の中で呟く。
広い草原をゆっくりと走るのですがモット見られるところがあったのに..
贅沢を言ってはいけませんね。乗車時間は30分です。
元気でこうしてくることが出来る自体喜ばねばなりません。
青い空 アルプス たくさんの花々 飛行機も..
良い思い出が一つ増えました。
何といっても 無料ですので..多くの方に来て頂きたいと思います。
何といっても 無料ですので..多くの方に来て頂きたいと思います。
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